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パニックにならないための対処方法Prt2

ダイビングをする上で、一番怖いことはなんでしょうか?
それはパニックを起こすことです。 パニックはなんでもない出来事でも重大事故に直結する場合があります。
パニックは ほんの些細なことでも起きる事があります。肉体的・精神的なストレスが、パニックの原因と
なりうる事もあります。
ここではパニックになってしまった時の対処方やパニックにならないための心構えについて書いてみます。


これはあくまでも参考程度ですので最終的には自分自身で判断して下さい。

セルフレスキューってなんなん?
ダイビングを行う時には、大小さまざまなトラブルが起こり得ます。
そんなトラブルのすべてを未然に防ぐことが出来ればベストなのは言うまでもでもありませんが、すべてを未然に防ぐ
事ができなくても、トラブルの芽はなるべく小さいうちに摘むことはとても重要です。

些細なトラブルが次のトラブルを引き起こし、それが積み重なって重大なトラブルや事故につながってしまう事も十分に
考えられます。

トラブルの芽をトラブルになる前の早い段階で摘み取ってしまうテクニック、それがセルフレスキューです。

このスキルは、言うまでもなく、安全にダイビングを楽しむために必要不可欠なスキルです。
 
トラブルに直面したときに落ち着いて対処するのはとても困難なもの。
トラブルを解決しようとして、焦ってしまい、普段なら犯さないようなミスを犯してしまう事があります。

ミスがミスを呼び、それが原因で ひどい場合にはパニック状態に陥ってしまうこともありますが、
そういう最悪の事態に陥らないためにもしっかりとセルフレスキューの心構えや知識を身に付けておきましょう。

トラブルに直面しても慌てずに、まずはすべての活動を停止し深呼吸して呼吸を整えましょう。
これを行う事によって冷静さを取り戻せる事と思います。
平常心/冷静さを保ちトラブルをコントロールするよう心掛けましょう。

落ち着いて対処すれば、難なく解決できるはずです。
また、近くには必ずインストラクターやバディがいるはずですから、困ったときは落ち着いてシグナルを送りましょう。



マスクに水が入ってしもーてん!
水中での視界を確保してくれている大切なマスクですが、絶対に水が入ってこないとは限りません。
逆にマスクには海水が入ってくるもの! ぐらいに思っておいた方が良いかも知れません。
(自分の顔にフィットしたマスクではほとんど海水は入ってくることは無いと思いますが。。。)

まれにある事が、他のダイバーに蹴飛ばされたり、ストラップが切れてしまったり自分の顔にマスクが合っていないや
髪の毛などが挟まっているとマスクの中に海水が浸入してくる事があります。

流れの強い所では流れによってマスクが飛ばされてしまう事もあります。

そんな時に、焦って、慌て、水面に猛スピードで浮上してしまうのはもっても他です。
まさにミスがミスを呼んで重大事故になってしまう恐れがあります。

こんな時にもまず落ち着く事が大切です。

落ち着いてオープンの講習の時に練習したマスククリアーを行いましょう。

呼吸を整えてマスクの位置を修正し、マスクフレーム(上部)を押さえ、ゆっくりと鼻から息を出すようにして
マスク内の水を排出しましょう。



足がつってしもーてん!
普通にフィンキックした途端や、ちょっと無理な体勢でフィンキックをした時に、突然ふくらはぎや太ももの裏側の
筋肉が硬直して、足がつってしまうことがあります。
思った以上に海水が冷たい時や、疲れている時などにもつってしまう事があります。

フィンは使い慣れるまで水の抵抗が大きく、普段の生活であまり使われることのない筋肉を使うのでどうしても足が
つることがあります。

こんなときは痛くても ちょっと我慢です。

ふくらはぎの場合はフィンの先端をつかみ手前に引いてつっている筋肉伸ばしてください。
その際、ゆっくりと時間をかけて筋肉の緊張をほぐします。 治ったからと言ってすぐにやめてしまうとまたすぐに
つってしまう事があります。

太ももの場合は片手でフィンの先端をつかみ、もう一方の手で膝を押すようにすると筋肉が伸びます。
このときもバディのサポートがあれば体を支えてもらうと楽に伸ばせるでしょう。

また、もし水面で足がつってしまったときは、
必ずBCDにエアを入れて浮力を確保してから筋肉を伸ばす処置を行うようにしましょう。

足がつってしまった時の対処方もオープンの講習の時に練習していると思いますゆっくり慌てずに対処すれば
大丈夫です。

こういった事態を未然に防ぐためにも、ダイビングの前にはストレッチなどの準備運動をしておきましょう。



タンクが外れてもーてん!
水中でタンクが外れてしまうのはセッティング時の確認ミスです。

セッティングの際に、BCDを掴んでタンクごと持ち上げてバックルの緩みを確認しておけば、未然に防げる
トラブルです。 
タンクを持って緩みを確認しても意味がありませんのでBCDを持ち上げてゆすって確認しましょう。
この時 タンクに手を添えては意味がありません。

それでも水中でタンクがBCDからずり落ちてしまった場合は、落ち着いてBCDを脱いで、セットし直さなくては
なりません(BCDの脱着これもオープンの講習で練習します)。

まず、BCD前部のバックル類を外し、レギュレーターを口に咥えたまま左腕から脱ぎ始め、BCDとタンクを
自分の正面に持ってきます。 この左腕からと言うのはレギュレータホースが自分の右側から伸びて来ている為です。
ほとんどの場合はこれに該当すると思いますが、まれに左側から伸びている物もありますのでその場合は右腕の方から
脱いで下さい。 でないとBCDにホースが引っ張られてレギュレータが口から外れてしまいます。

バックルを締めるときに、力が入れにくかったり、タンクがフワフワと落ち着かなかったりするので、
タンクをガッチリと自分の脚で挟み込むようにしてしっかりと確実にセットしなおしましょう。

着るときは右腕をBCDのアームホールの奥まで通し、通した右腕でタンクの底をしっかりと掴みます。
その右腕でタンクを背中側に回して背中に押し付けるようにし、最後に左腕をBCDに通します。

このときにレギュレーターのホース類が自分の腕と一緒に巻き込まれていないことを必ず確認してください。
後はバックル類を締め直せば完了です。

自分で付け直すのは無理! と思ったら無理をせずバディやインストラクターに合図を送り付け直してもらいましょう。
この時、それ以上 タンクがずり落ちるのを防ぐ為にレギュレータホースをしっかり握っておいて下さい。



気分が悪くなってもーた!
波酔いは何も船の上だけではありません。水中でも波の揺れによって波酔いを起こすことがあります。

波酔いや体調不良でダイビング中に吐きたくなってしまったら、我慢せずに吐いてしまいましょう。

手順はレギュレーターを咥えたままでもいいですが、内部に吐瀉物が詰まってしまうこともあるので、
マウスピースを半分口から出して吐くようにします。右か左かどちらかを半分咥えた状態にします。

その際、顔を斜めに向けてマウスピースを半分口から出して、パージボタンを押して吐いたものを拡散しながら
行うと十分に呼吸が続けられます。

逆に呼吸がスムーズにできなくなる恐れがあるので、レギュレーターを口から外してしまうのが最も悪い例と言えます。

寝不足、深酒、体調不良はダイビングの天敵です。体調管理はしっかりと行いましょう。


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